現代を生きる
日本仏教をどのようなイメージで捉えておいででしょうか。
お葬儀や、ご法事でよくわからないお経を読んでいる僧侶、
あるいは寄付やお布施の話ばかりする僧侶、
メディアでよく見るパワースポットとして観光するお寺でしょうか。
全てのお寺に言えることではありませんが、残念なことに現代の皆様は
そのようなイメージを抱いているのが現状だと当時院は痛感しております。
仏教を感じる
そもそも仏教とは何か、何故に信仰をするのか、
仏教の開祖お釈迦さまは私達に何を伝えたかったのか。
現代の日本仏教ではその肝心な教え、思想が
在家の皆様の心に届いていないのではないかと感じます。
その反面、食料を粗末にし物を大事にする事を忘れ、便利さゆえに
自分一人で生きていると錯覚し、様々な情報に惑わされ、
心と心の繋がりやご縁を大切にできなくなっているのではないでしょうか。
心を伝える
今の時代、今の若者と昔から言われています。
しかし、その時代背景を創り、若者を育てたのはその親たちです。
私たちの後世を生きる子供たちに少しでも多くの幸せを感じてもらうためにも、
今の大人が子供の心を育ててあげなければなりません。
その心があれば、皆様や後世の人々の悩みや苦しみを減らし、
心が豊かで充実した世の中になっていくと当寺院は考えております。
仏教徒として、少しでも皆様のお力になれることが当時院の願いです。
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